田植えに備えて準備中の田んぼで発生した事件の顛末。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 実は、この田んぼの半分はまだ、草を刈っている途中なんです。 そして、事件は起こりました。草刈機で葦の生い茂る田んぼを刈っているU君が、大きな声で「大変です」と呼ぶ。 行ってみると、草刈機のわずか先に12個の大きな卵が表れ出てきました。(写真-1) その近くに亀の亡骸(写真-2) 300平米に欠ける田んぼであり、米作りに着手するのは夕方近く、草を集め田んぼ半分に水も入った頃、 となりの田んぼにバシャバシャと鴨が降りてきた。U君「鴨だよ、あれ鴨ですよ」。 答えは、さっきの卵の持ち主は鴨であった。元の巣の場所は水の中である。今返しても見つけられず、卵が冷えてしんでしまうか、 へびの餌食になってしまうことをU君と職員は確認しあい、ひとまず持ち帰ることにした。 (これが後で気づくのだが良くなかった) |
卵のその後
職員室にて出来事を報告すると、
女子職員たちから大顰蹙をかった。「親御さんに返してこなかったのか」と言う。
親御さんて、人間の子でもあるまいし。人攫いのように言わないで欲しい。
動物虐待ではなく、水没と他の動物の餌食から救い出したと言って欲しいものだ。
しかし待てよ、母子分離を強行してしまったんじゃないのだろうか。自然界に踏み込みすぎた。ごめんなさい。
でも、明日の朝、母鴨が他の葦原から見つけ出してくれるだろうか。また、人工孵化しかないのだろうか。誰か教えて。
5月12日。
その後、烏に6個食べられてしまう。 現在、残りの6個は孵化中です(写真-3)。